天野 礼子(あまのれいこ)
氏名 | 天野 礼子(あまの れいこ) |
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ジャンル | 環境・化学 環境 自然科学 |
現職 | アウトドアライター/林政審議会委員 |
経歴 | 1953年、京都市生れ。 北区鷹ヶ峯小学校卒業の後、中、高、大学を同志社で過ごす。 19才より釣りを始め、文化人類学者の今西錦司博士の主宰された 「ノータリンクラブ」に属して、国内外の川、湖、海辺を釣り歩く。 26才より小説家、開高健に師事。 1988年には師と共に長良川河口の堰建設反対に立ち上がり、 「日本にこれ以上のダムは不用」の国民世論に育て上げる。 近年は「川を再生するには森を生きかえらせることが必要」と “森仕事”へ視野を広げて、日本の森から材が出る「社会システム」を 作り直すことを各地で提案している。 京都大学が2003年に創生した「森里海連環学」の各地への普及もお手伝いしている。 2001年よりは高知県仁淀川町(旧・池川町)に林野庁営林署の旧・官舎を借りて 「水鳥庵」と称し、執筆や、アマゴ・アユ釣りに通っている。 2005~07年には全国森林組合連合会月刊広報誌「森林組合」に「緑の時代を つくるために」を連載。 2006年に、無農薬・有機農法の山下一穂氏や自然食品販売の「ハートアンドハート」のオーナーである永野雄一氏らと「高知439国道有機協議会」を結成し、事務局長に就任。 農林水産省の「有機農業モデル45地区」の指定を受け、無農薬・有機農業の 普及にも力を尽くしている。 2009年2月11日には、高知市「かるぽーと」にて、「オーガニックな一日in高知」を 計画し、第一部「オーガニック・マーケット」、第二部「オーガニック・シンポジウム」、 第三部「加藤登紀子のオーガニックコンサート&トーク」を繰り広げる。 このように近年は視野を、「川」から「森」、そして「大地」へと広げた。 2008・09年は、高知新聞に「次代を拓く―有機農業への挑戦」を連載。 「週刊現代」では2008年よりカラーグラビアシリーズを不定期に連載。シリーズタイトル「今こそ見つめ直す“日本人と食”」として、展開した。 2008年7月、「日本に健全な森をつくり直す委員会」を、養老孟司、C.W.ニコル、立松和平、京都大学総長・尾池和夫、日吉町森林組合参事・湯浅勲、富士通総研主任研究員・梶山恵司らと結成。日本各地の「山でがんばろう」としている人々との連携を進めている。 2009年には、島根県高津川流域でも「森里海連環学」を広めるため、山陰中央新報社 にて「自然に学ぶ―森里海連環学のすすめ」の連載を始めると共に、高知新聞社で2005年から続けているカルチャー教室「自然に学ぶ“森里海連環学”」を、島根県益田市でも始めた。 2009年9月18日、「日本に健全な森をつくり直す委員会」が提言書「石油に頼らない日本をつくるために」を新政権に提出。委員の一人、梶山恵司氏が内閣審議官に就任したことから、「林業再生」が国家戦略室(2010年4月より局となる)のテーマとなり、林野庁内に「森林・林業再生プラン」がつくられるに至る。 |
講演テーマ | 森里海連環学 森の再生 自然再生 |
拝聴した感想 | |
著書 | 『あまご便り』 山と渓谷社 『萬サと長良川』筑摩書房 『日本の名河川を歩く』 講談社+α新書 『「緑の時代」をつくる』旬報社 『ダムと日本』岩波新書 『川は生きているか』 岩波書店 『森からの贈り物 』 東京書籍 『“林業再生” 最後の挑戦「新生産システム」で未来を拓く』 農文協 |
メディア | |
講演料金の目安 | 50万円~100万円 ※講演料金はおおよその目安となりますので、詳細は直接お問い合わせください。 |