篠田正浩(しのだまさひろ)
氏名 | 篠田正浩(しのだまさひろ) |
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ジャンル | 芸術・文化 映画 経験・体験談 |
現職 | 映画監督/早稲田大学特命教授 |
経歴 | 『瀬戸内少年野球団』、『写楽』、『梟の城』、と名作で知られる篠田監督は、大島渚・吉田喜重とともに“松竹ヌーヴェル・ヴァーグ”のひとりと評される。 今年の6月に公開した「スパイゾルゲ」を最後に監督業を引退するが、それも「中途半端な映画は作りたくない。」という、監督の強い信念からくる決断である。 そんな監督は早稲田大学特命教授として、若い人たちとともに映画を作ることにも取り組み始めるなど、新しい展開も期待される。 彼の監督としての映画人生をまぜながら、戦争と向き合った彼自身の体験から昭和という時代を振り返る。 昭和6年 3月9日 岐阜に生まれる 昭和24年 県立加納高等学校を卒業。 早稲田大学第一文学部に入学 中世、近世演劇を専攻 昭和28年 早稲田大学文学部を卒業。 松竹撮影所に入社 昭和35年 『恋の片道切符』で監督に。大島渚、吉田喜重らと共に土・士を発表し始める。 昭和41年 松竹を退社して、フリーとなる。 昭和42年 独立プロ『表現社』を妻の岩下志麻と共に設立し、自主制作を始める。 |
講演テーマ | 「映画と私」 「私の少年時代」 「知られざる我らの時代―昭和」 「昭和史と私」 |
拝聴した感想 | |
著書 | 【主な著書】 『駆け抜ける風景』創隆社 『闇の中の安息』フィルムアート社 『エイゼンシュタイン』岩波書店 『日本語の語法で撮りたい』日本放送出版協会[刊](NHKブックス) 『監督、撮らずに観る』ステレオサウンド 『私が生きたふたつの「日本」』五月書房 |
メディア | 【主な作品と受賞歴】 『心中天網島』(キネマ旬報ベストワン、ヴェネチア、ロンドン映画祭招待作品) 『沈黙』(芸術選奨文部大臣賞、カンヌ映画祭正式出品作品) 『無頼漢』(1971年アデレイド国際映画祭銀の南十字星賞) 『札幌オリンピック』(1972年オリンピック委員会公式記録映画) 『はなれ瞽女おりん』(アジア太平洋映画祭監督賞) 『瀬戸内少年野球団』(ブルーリボン賞、毎日映画コンクール日本映画大賞、日本アカデミー賞) 『鑓の権三』(1986年度ベルリン映画祭銀熊賞) 『舞姫』(日独合作作品) 『少年時代』(ブルーリボン賞、毎日映画コンクール日本映画大賞、日本アカデミー賞) 『写楽』(1995年度カンヌ映画祭正式出品作品、日刊スポーツ映画大賞、毎日映画コンクール日本映画優秀賞、日本アカデミー優秀作品賞) 『瀬戸内ムーンライト・セレナーデ』(日本映画批評家大賞) 短編『浮舟』(京都宇治市『源氏物語ミュージアム』にて常設上映) 『梟の城』(日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞、2000年プチョン国際ファンタスティック映画祭・最優秀監督賞) 最新作『スパイ・ゾルゲ』2003年6月 |
講演料金の目安 | 100万円~150万円 ※講演料金はおおよその目安となりますので、詳細は直接お問い合わせください。 |