中村紀洋(なかむらのりひろ)
氏名 | 中村紀洋(なかむらのりひろ) |
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ジャンル | 野球、教育、努力 |
現職 | 元プロ野球選手 |
経歴 | 1973年 7月24日、大阪府大阪市生まれ。 1989年 大阪府立渋谷高校に入学。2年夏に「4番・投手」で同校初の甲子園出場 2000年 本塁打王、打点王の2冠を獲得。日本代表でシドニー五輪に出場 2001年 2年連続打点王に輝き、チームの12年ぶりのリーグ優勝に貢献 2004年 日本代表でアテネ五輪に出場して銅メダルを獲得。 2005年 米国のロサンゼルス・ドジャースに移籍 2006年 オリックスバファローズに移籍。 2007年 中日ドラゴンズに移籍し、日本シリーズMVPを受賞。 2009年 東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍。 2011年 横浜(現横浜DeNA)ベイスターズに移籍。 2013年 通算2000安打、400本塁打を達成。 2014年 横浜DeNAベイスターズを退団。 2015年 子供たちを対象にした野球教室「N’s method」を開校。 2017年 浜松開誠館高校で硬式野球部の非常勤コーチに就任。 1973年7月24日、大阪府生まれの45歳。渋谷高で2年夏に「4番・投手」で同校初の甲子園出場に導く。91年にドラフト4位で近鉄に入団。00年に本塁打王、打点王を獲得し、01年も2年連続打点王で12年ぶりのリーグ優勝に貢献した。04年に日本代表でアテネ五輪に出場して銅メダル獲得。メジャーリーグ挑戦を経て、07年に中日で日本シリーズMVPを受賞した。13年にDeNAで通算2000安打を達成。15年に一般社団法人「N’s method」を設立し、子ども達への野球指導を行なっている。17年に浜松開誠館高校で硬式野球部の非常勤コーチに就任。高校生の指導にも力を注ぐ。 ・通算成績 NPB通算2267試合出場 打率.266、2101安打、404本塁打、1348打点 リーグ優勝1回、日本一1回 ・受賞、主要記録 アテネ五輪銅メダル(04年) 日本シリーズMVP(07年) 本塁打王1回(00年) 打点王2回(00年、01年) 最高出塁率1回(01年) ベストナイン5回(96、99、00、01、02年) ゴールデングラブ賞7回(99、00、01、02、04、07、08年) ※三塁手部門史上最多 オールスター出場9回(95、96、99、00、01、02、04、12、13) |
講演テーマ | ・「できなくて当たり前」。子供の可能性を伸ばす指導法とは。 15年から小学生、中学生を対象にした野球教室「N’s method」を開校し、指導に当たっています。心がけるのは子供たちの長所を伸ばす指導法です。監督、コーチの指導が方向性を見誤れば、子供たちの可能性を消す危険性があります。子供はできなくて当たり前という心構えで、ミスや失敗を怒鳴ることはありません。練習で空振りをしても注意はしません。大事なのはなぜ空振りをしたのか話し合って、修正することです。プロ野球で培った経験をもとにした指導法は教育論にも通じます。指導者のみならず社会人や学生の皆様も参考にして頂けたらありがたいです。 ・考えて物事に取り組む重要性 環境が整っていなくても超一流になれる 高校は大阪府立渋谷高校に進学しました。中学時代は目立つ選手ではなく、私立の強豪校でプレーする自信がありませんでした。公立でグラウンドは毎日使えるわけではなく、他の部活と共用の中で練習時間も限られていました。うまくなるために追い求めたのは考え抜くことです。素振りも漫然と回数をこなすのではなく、終わった後は立てなくなるほど思い切り振るなど質にこだわりました。投球も右足の軸足一本で立った時の姿勢から体重移動、腕の軌道、左足の踏み込みと理にかなった投球フォームを追い求めると、理想の打撃フォームにも当てはまることに気づきました。2年夏には激戦区の大阪で同校初の甲子園に出場できました。強豪校でなくても、設備や環境が整っていなくても強者に勝てる方法はあります。考えて物事に取り組む重要性についてお伝えさせて頂きます。 ・ブレない心、研究熱心、洞察力 「仕事のプロ」として生き抜くために必要なこととは 私は左足を高々と上げて打つ打法ですが、近鉄に入団当初はコーチに修正するように言われました。しかし、自分がプロとして生きる術を考えた時に長距離砲として足を上げて打つ打法にこだわり、その指示を拒否しました。首脳陣に認めさせるためには結果で証明しなければいけません。プロ通算2000安打、400本塁打を達成できたのは才能では有りません。尊敬する落合博満の打撃をビデオでしり切れるほど見て研究しましたし、投手の癖を見抜く洞察力も磨いていました。「プロフェッショナル」で成功するために自分が考える信念がお役に立てればと思います。 |
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