講演会はエスエンタープライズ

増田俊也(ますだとしなり)

masudatosinari

氏名 増田俊也(ますだとしなり)
ジャンル 文学/ジャーナリズム/ノンフィクション/取材/執筆/柔道/武道
現職 作家/名古屋芸術大学芸術学部客員教授
経歴 愛知県立旭丘高等学校卒(1984)
北海道大学中退(1990)
北海タイムス社記者・編集者(1990~1991)
中日新聞社記者・編集者(1992~2016)
小説家・ジャーナリスト・大学教授(2006~)
■2006年から2015年までの10年間は作家とサラリーマンを兼務。
■現在、全日本柔道連盟広報委員会特別委員

私は人と同じ道を歩いてはきませんでした。大学は中退しましたし、新聞記者も途中で辞めています。しかし大学を中退しながら現在は大学の教壇に立っていますし、新聞社を辞めていながら現在は小説やノンフィクション執筆で身を立てています。強い意志を持てば他のルートに転んでも必ず立ち上がることができます。そういった経験をもとに「人生にとって本当に大切なものは何か」「私たちはなぜ生きているのか」という話を中心に据え、様々なことを皆さんに伝えたいと思います。
講演テーマ 1、「生涯をかけてテーマを追う」(「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」取材執筆18年の情熱)
2、「壁を突破する力」(大宅賞を受賞するまで)
3、「才能と努力」(小説家という芸術、そして柔道というスポーツ。二つの世界を体験してきて思う人生の大きなテーマ「努力は才能を凌駕できるのか」を語ります。
4、「アウトサイダーとインサイダー」(大学を中退したり新聞社を辞めて作家になったり、こうしたドロップアウト経験から得た組織と個についての思索)
5、「人生の終わりに向けて何を目指すのか」(サラリーマンなら定年の年齢になりましたが作家としてはまだ現役です。だからこそ見えてきた本当の意味での人生の終活について)
拝聴した感想
著書 ▶小説
・シャトゥーン ヒグマの森(宝島社/2007)
・七帝柔道記(角川書店/2013)
・北海タイムス物語(新潮社/2016)
・猿と人間(宝島社/2022)

▶ノンフィクション
・木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか(新潮社/2011/後に新潮文庫)
・木村政彦外伝(イースト・プレス)
・VTJ前夜の中井祐樹(イースト・プレス/後に角川文庫)

▶随筆集
・男を磨くための31章(PHP研究所)
▶共著
・本当の強さとは何か(新潮社/中井祐樹との共著)

▶編纂
・肉体の鎮魂歌(新潮社)

▶アンソロジー
・土星人襲来(NOVA 書き下ろし日本SFコレクション 7、2012年3月)
・恋のブランド(「『このミステリーがすごい!』大賞10周年記念 10分間ミステリー」)

▶漫画原作
・シャトゥーン〜ヒグマの森(集英社「ビジネスジャンプ」連載、作画:奥谷通教)単行本全3巻
・KIMURA(双葉社「週刊大衆」連載、作画・原田久仁信)単行本全13巻
・七帝柔道記(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載 、作画:一丸)単行本全6巻

【単行本未収録】
▶小説(抄)
・MITの亡霊(小説/「このミステリーがすごい!」大賞作家書き下ろしmagazine)
・穴掘り小人(小説/「小説新潮」掲載)
・タイムス少年物語(小説/「小説新潮」掲載)
・刑事を抱いた夜(小説/「小説現代」連載)
・黄金のホルスタイン(小説/「小説幻冬」連載)
・眠るソヴィエト(小説/「小説KADOKAWA」連載)

▶評論(抄)
・女性を強く感じる瞬間(「群像」講談社、2012)
・なぜ女性を描きたいのか(「小説現代」講談社、2012)
・井上靖の自伝的小説『北の海』について(「オール讀物」文藝春秋、2012)
・小説家の脳と漫画家の脳の相違(「文學界」文藝春秋、2013)
・スティーヴン・スピルバーグの後世への播種(「ネマ旬報」、2015)
・ケルアックの『オンザロード』についての考察(「週刊朝日」、2016)
・羊のレイプニュース(「新潮」新潮社、2019)

▶書評(抄)
・ボクシングと大東亜(乗松優/忘羊社)2016、日本経済新聞に書評執筆
・1984年のUWF(柳澤健・文藝春秋)2017、日本経済新聞に書評執筆
・春に散る(沢木耕太郎・朝日新聞出版)2017、週刊文春に書評執筆
・アリ対猪木(ジョシュ・グロス・亜紀書房)2017、日本経済新聞に書評執筆
・プロレスという文化(岡村正史・ミネルヴァ書房)2018、日本経済新聞に書評執筆
・真説・佐山サトル(田崎健太・集英社インターナショナル)2018、週刊現代に書評執筆
・殴り合いの文化史(樫永真佐夫・左右社)2019、日本経済新聞に書評執筆
・力石徹のモデルになった男 天才空手家 山崎照朝(森合正範・東京新聞)2020、週刊新潮に書評執筆
・友よ、水になれ(シャノン・リー、亜紀書房)2021、日本経済新聞に書評掲載
・評伝モハメド・アリ(ジョナサン・アイグ、岩波書店)2022、日本経済新聞に書評掲載

▶文庫解説
・黄金のバンタムを破った男(百田尚樹著・PHP)2013
・石の虚塔、発見と捏造。考古学に憑かれた男たち(上原善広著・新潮社)2014
・慟哭の谷(木村盛武著・文藝春秋)2015
・隠蔽捜査7棲月(今野敏/新潮社)2020
メディア ▶テレビ・ラジオ出演等
・クローズアップ現代(NHK教育テレビ)2016年8月
・アナザーストーリー(NHK総合テレビ)2022年6月
・七帝柔道記(NHK-FM、連続ラジオドラマ化)2016年5月〜
・北海タイムス物語(NHK-FM、連続ラジオドラマ化)2019年2月〜

【講演・トークライブ等】
・トークセッション増田俊也×板垣恵介×中井祐樹(リブロ池袋)2014
・トークライブ増田俊也×中井祐樹「格闘技と人生」((新潮社lakagu)2016
・大学特別講演「創造の技術」(名古屋造形大学)2016
・講演@木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか/取材秘話」(熊本市)2017
・大学特別講演「物語とは何か」(名古屋芸術大学)2018
・大学特別講演「限界を突き破る努力について」(岐阜大学)2019
・大学特別講演「求む新人作家!!」(名古屋芸術大学/増田俊也×角川書店担当編集者)2020
・大学特別講演「原作者と漫画家の関係」(名古屋芸術大学/増田俊也×奥谷通教)2021
・大学特別講演「文芸界の最前線」(名古屋芸術大学/増田俊也×講談社担当編集者)2022

【受  賞】
2006年『シャトゥーン ヒグマの森』(宝島社)で「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞受賞。
2011年『土星人襲来』で創元社SF短編賞最終候補。
2012年『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(新潮社)で第43回大宅賞と第11回新潮ドキュメント賞をダブル受賞。
2013年『七帝柔道記』(角川書店)で第4回山田風太郎賞最終候補。
2017年『北海タイムス物語』(新潮社)で北海道ゆかりの本大賞受賞。
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